住宅基礎工事工程4
ベース生コン打ち
ベース生コンクリート工事は、基礎工事で最も生コンを使う工程です。 その為十分な注意を必要とし、熟練した職人によって施工されます。
ベース生コンクリート施工は、生コンクリートの運搬から打ち込み、締固め、養生期間を経て完成されます。また生コンの質や、現場状況にも非常に左右されます。
現在のベース生コンクリート工事は、阪神淡路大震災以降非常に品質・検査・ハウスメーカー毎のマニュアルが厳しくなっており、 施工する職人のスキルが、非常に重要になっています。 しかし、ハウスメーカーの中には、計算上だけの施工を考え、工期を重要視し、実際の施工の事を甘く考えてるメーカーがあるようです。私たちヤマユウ建設は、住む人の立場に立ち、なお一層のスキルアップ、責任施工を重要視していきます。
アンカーボルトの設置・内部型枠組み
アンカボルトやホールダウンアンカーボルトの固定を行ないます。アンカーボルト固定にはアンカーヘルプ・アンカープレートなどを使い、打ち込み前にアンカーボルトなどを固定します。
柱の立つ場所、 住宅の重みが掛る場所に立ち上がり内部型枠組を作ります。
鋼製枠は上下止め金具と呼ばれる、幅止め金具(様々な種類が有ります。をベースに固定します。幅止み金具は錆びにくい金属製で、固定方法は固まった生コンクリートのにコンクリート釘と呼ばれる特殊な釘で上下止め金具を使い固定します。
上下止め金具固定後、鋼製枠に剥離材を塗り基礎が出来る部分に並べていきます。
立ち上がりコンクリート
基礎工事の内部型枠の中に生コンクリートを流し、 土台を支える部分のコンクリートの構造物を作る作業です。ベタ基礎の場合の高さは、30センチ~50センチ程度の高さで、
幅は10センチ~25センチ程度が主流です。上記の画像は、型枠をはずした後です。
ポンプ車(圧送車)などを使い、基礎天端約1センチ下がりまで、生コンクリートを型枠の中に流し込みます。 生コン流し込みの際バイブレータなどを使い、
生コンを締め固めます。 生コン流し込み完了後、基礎天端の遊離水が無くなりしだいレベラーを流し、 基礎天端を平らに仕上げます。