見えない所が大切②
掘削
バックホウを使用して建物基礎となる土台の溝を掘削していきます。
掘削後、水準測量機を使用して 砕石を図面とおり敷き詰めます。砕石(さいせき)とは、天然の岩石を破砕機等で人工的に小さく砕き、道路用骨材やコンクリート用骨材等の土木・建築用資材として適する粒度に加工したもののことをいいます。
砕石を敷く理由は、雨が降っても土がぐしゃぐしゃにならないためです。(昔は、割栗石を敷いていましたが、水を呼ぶので最近は使われていません。)
転圧
砕石を敷き込み、基礎が沈まないよう十分にプレート及びランマーで転圧を行い、 住宅基礎に必要な地耐力を出します。元々の地盤の地耐力が、ある・なしに関係なく、必ず敷き込むことになっています。砕石を十分に転圧(締固め)を行わないとベースコンクリートのひび割れや地盤沈下に繋がる恐れが、まれにあるからです。