見えない所が大切

基礎工事1

気にいった土地を決めたら、早く建物を建てたいものですが、地震国日本では建物の土台となる基礎工事がとても大切だと言うことは、周知の事実です。基礎工事のプロフェッショナルであるヤマユウ建設では、どんなに工期が迫っていても責任をもって施工いたします。では、本題の基礎工事の工程の第一歩である地縄張り・グランドレベル・境界線について。

  地縄張り

現場5-002

地縄(根切り)とは、建物が敷地に対してどの様に建てられるのかを確認する工事です。
工事方法は、敷地内の建物が建つ部分の外周部分・玄関の位置やリビング位置などに
水糸(主に蛍光の糸)や目立つ糸を張り、目で確認できるようにするものです。家屋の概要が少しでも解るとプランの立て直しにも役に立ちそうです。

地鎮祭(じちんさい)

 

地鎮祭(じちんさい、とこしずめのまつり)とは、工事を始める前に行うその土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得るための儀式で、一般には神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭と呼ばれることもあります。鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも言います。費用は施工業者(奉献酒や玉串料は施主を含めた関係者)が負担するのが一般的です。

 しずめ‐もの〔しづめ‐〕【鎮め物】

地鎮祭のとき、土地の神をしずめるために地中に埋めるもの。昔は人型・鏡・剣・矛などを埋めました。鎮め物は、現在も地域によって様々な形をしています。下の画像のように箱に入っており、中を見ることはできません。
IMGP1735

 

GL(グランドレベル)

IMGP1730

1950(昭和25)年、ドイツのツァイス社から「オートレベルN12」が発売されました。その後各社思考錯誤し、土木、建築の現場では欠かせない機器として活用されています。

測量機は、基礎工事の位置や作業を正確に行うための段取りです。地形上の2点の位置関係を測り、高低差を測って(水準測量)建物の周りに囲い(貫き板という板を使用)を作り、建物の配置(墨出し)を決める非常に重要な作業です。